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警察庁通達のおはなし

さてさて、自転車を歩道から車道へって報道番組なんかでも見かけるようになりましたね。

きっかけの警察庁通達はホームページにも載っていますので、ぜひご覧ください。


実はたいしたことは言ってなかったりする通達なのですけれど、今までがろくでもないことを言ってきただけに関係各所は震撼です。

車道を走るなんておっかないから自転車いらないや、となると自転車屋としては困ってしまうわけなのですが、ここに真実とのズレがありまして、おっかないとも思える車道を走っているほうが自動車に轢かれる危険性は少ないという調査結果が厳然とあるわけなのです。ここであれやこれやとデータをすぐに出していけないところが情けないところではあるのですが。

まあ、ともかく、乱暴な言い方ですが国内外の調査でそれは確かなことなのです。

自動車は見えてる自転車を轢きにはいきません。見えづらい歩道から不意に現れるのでぶつかります。分かりやすい話です。

じゃあ、なんで自転車は車道を走りたがらないのか?想像してみましょう。

1つ、自動車みたいなデカくて固いものがすぐ隣を猛スピードで通り抜けるのが怖い。

2つ、自動車に自分の後ろに列をなされたり、大回りで避けさせるのが申し訳ない。

こんなとこでしょうか。


1つめ、怖いですよね。でも、よほど悪質ドライバーでなければちゃんと余裕をもって追い抜かします。それでもギリギリを通っていくと思えるなら、きっとあなたは自動車ドライバーの予測を上回る勢いでよろめきながら自転車を走らせているのでしょう。まっすぐ走りましょう。走れるように練習しましょう。自動車でもフラフラゆらゆら走っているのは迷惑です、近づきたくありません。でも自転車は2輪なので自動車ほど安定していません。そこを安定させて走るのですから運動神経使います。自動車よりも運動神経使っている自転車のあなたはきっと500シナプスぐらい偉いと言えましょう。自転車偉い。あなた偉い。

2つめ、しょうがないですよね。なるべくふらつかずに、「こいつはちゃんと走っているから、ちゃんと追い抜けそうだ」と自動車ドライバーに思ってもらえるように走りましょう。もし、あなたがトラクターを運転していたら、他の自動車が後ろに詰まるからと歩道を走ろうとするでしょうか。トラクターなんだからしょうがなかんべぇ、と車道を行くのではないでしょうか。大差ないと思います。


まあ、心もち次第というか、車道を走るんだと覚悟を決めるってことが大切だと思います。

安心と安全の違いが際立って出てくる場面なのです。

直接脅かされる歩行者は言わずもがな、轢かれる確率をわざわざ高めている自分(自転車)やそれを轢いて加害者になってしまうかもしれない自動車ドライバー、そういった全ての交通者を不幸にするリスクを高めてでも、歩道を走って安心したいでしょうか?実際には「なんとなく安心」なだけで、まったく安全ではないのに。

ちなみに、自転車に走りやすい道ができたら走りたい、とか、走行空間の確保、とか、自転車レーンができたら、とか、それ絶対できません。何十年かかってもできません。今、ここにある道路をどう走るかをいま考え直すべき時期が来ているのが今なんだと思います。

Now is the Time!


日頃自転車を使っているみなさん、一度自転車で車道を走ってみてください。快適かつ安全ですよ。


駄文失礼しました。

自転車は車道の左側(かみや)1532


※この記事、一度削除しましたが、ご指摘もあった「信号を守る」話もまた別な機会に書き直すことにして、再掲示しました。コメント機能は使う予定はありませんが、ご意見等ございましたら、お店のメールアドレスhdk.kashiwa@gmail.comまで頂けると幸いです。