こんにちは柏の葉店山田です。
今日はホイールネタを少々。
自転車のホイールにも色々種類があります。
例えば下の写真のようなリムハイトの低い、ロープロファイルホイールや
リムハイトの高いディープリムホイールなどなど
中間なミッドプロファイルなんてのも流行ってる気がします。
ホイールにもそれぞれ特性があって、走るコースによって向き・不向きがあります。
簡単に違いを説明しましょう。
○リム自体の重量が軽いため、加速性に優れる。登りでも有利。
○比較的安価
×リム自体が軽く、剛性が低め。よってスポークの本数が多くなり空気抵抗が増加。
×慣性が働きにくいので、脚を常に回さないと速度維持が出来ない。
ホイール外周部自体が軽いので、踏み出しの加速が良いです。
リムも軽量なので登り坂も軽快感があります。
値段もディープリムに比べると比較的安価です。(上を見るとスゴイ値段のものもありますが)
リム自体の剛性が低めとは書いたものの、あくまでディープリムに比べての話です。
スポークの本数が増えるとは言ってもこれも昔の話かもしれません。
極端にスポーク本数が少ないモデルも出ていますし...。
ちゃんど強度は確保されてるのでご安心を。(体重制限が付いているモデルもあります)
☆ディープリム
○リム自体剛性が高く、スポーク本数を減らせる。空気抵抗の削減になる。
○リムハイトがある分スポークが短くなる。短い分たわみも出にくいのでカッチリした
踏みごたえのあるホイールになりやすい。
○外周部が重く慣性が働きやすいので、速度の維持が楽。
×基本的に重い。なので登り基調のコースには向かない。
×値段が高価。最低でも10万~くらいから。
×リムハイトが極端に高いホイールは横風に弱く、強風の日は注意が必要。
空気抵抗が少なく、リム自体の重量もあるので、平地を淡々と巡航するのに向いていると言えます。まあなんといってもカッコいいんです。
基本的には重いものですが、軽~いモデルもあります。そういうモデルなら登りでもある程度使えると思います。
ディープリムでも普通のロープロファイルホイールにカーボンカウルを被せただけのモデル(MAVICのコスミックカーボンなど)とかもあるので、それはまた乗り味が変わってきます。
あくまで一般論ですが、こんな違いがあります。
(構造的にこうなるんだろうな、という事を述べているだけとも言える)
実走行の出力の違いを示したデータがあれば説得力があるのですが...。
登りが多く含まれるならロープロファイル、ド平坦ならディープリムといった感じの使い分けになりますかね。
完成車でスポーツバイクを購入した場合は、ホイールを交換すると走りがランクアップしますよ~。
見た目もカッコ良くなってより愛着が湧くはずです!
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