皆さん。猛暑の中いかがお過ごしでしょうか?
今回は軽快車の内装3段式自転車の後輪を外してみたいと思います。
使う工具はざっとこんな所でしょうか。
ラチェットレンチ・10㎜ラチェット・メガネレンチ(使うのは10㎜の方)・マイナス・プラスドライバー
これが、一般的な内装3段式ギア装備の自転車です。
古い物だとギアの変速機が車体左側にあるタイプもありますが、基本的に外し方は同じです。(一部例外有り)
まずは、カバーを外しましょう。(名称はベルクランクカバー)
この中に変速機があります。
変速機に引っかかっているワイヤーを外し、車軸に向かって入っている棒(プッシュロッド)を引き抜いて、ハブナットをラチェットで緩められる状態にしましょう。
チェーンを外すため、こちらのカバー(私達は目玉と呼んでいますが)を外しておきましょう。
ブレーキワイヤーを開放し
ローラーブレーキ固定金具のネジも外しましょう。
そうでないと車輪が外せません。
次に左右のハブナットを緩めてスタンドまで外してしまいましょう。
次にこの部品。チェーン引きが左右についているので(片側のみの場合もあります)
これを左右とも緩めます。これはチェーンの張りを調整する部品なので、緩める事によってチェーンがダルンダルンになり車体から車輪を外しやすくなります。
チェーンをダルンダルンにしたら、目玉側のチェーンを歯からこぼれさせましょう。
マイナスドライバーを噛まして外すのがやりやすいです。
外したらこんな感じです。
後は車輪を後ろに引っ張るとこの通り。
ちなみにチェーン引きは右と左で穴の形状が違う場合があるので注意。
戻す時はこの逆の手順でやってみましょう。
補足として、チェーン引きは締める時は左右均等に少しづつ締めていくと車輪がまっすぐに調整しやすいです。
何故かと言うと↓ ↓ ↓
チェーン引きを左側のみ締めると車輪が左を向きます。
右を締めすぎるとこうなります。
チェーン引きは車輪の中心を出す上でも大事な部品なのです。
チェーンの張り具合はチェーン引きを締めつつ、指で押してみて確認して下さい。
指で押して少し下に凹む位が調度良いですが、チェーンが錆びて動きが悪い場合はこの限りではありません。張りが強すぎると、ペダルを回した際に引っかかる感じがするので、時たま回して見るのが吉。
つまり、車輪の位置を見つつ・チェーンの張りを見つつ・チェーン引きを左右均等に締めていくということですね。
ちなみに先ほどネジを外した、ローラーブレーキ固定金具は、チェーン引きの調整が終わってから元に戻すようにして下さい。
今回もガッツリとお見せしましたが、参考までに!
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