こんにちは柏の葉店山田です。
さて本日はレースレポ。どんなレースかと言われればタイムトライアルです。
タイムトライアル。略してTTとよく言われます。
規定の距離を独走で走って何分で走り切れるかを競うものです。
単純そうな競技に見えますが、今回走った感想としては意外と奥が深い。
という印象を受けました。
レース会場は栃木県の渡良瀬遊水地。
朝は6時起床。場所が近いので比較的ゆっくりできます。鈴鹿のレースなんかは前日の23時に出発しないと間に合わなかったりするので近場のありがたみを実感。
コースはこの遊水地1周7.3kmを3週する21.9kmです。
この日は2週間後に迫る全日本選手権に向けての調整で強豪選手がひしめいてました。
元プロやオリンピック出場選手、実業団のトップカテゴリの選手がごろごろいます。
順位は付かないオープン参加で現全日本チャンプの大場選手も。
会場に到着してコースを軽く試走後ウォームアップに入ります。
TT競技はアップが非常に重要です。脚にあらかじめ負荷をしっかりかけて筋肉を慣らし、心臓を起こしてあげるイメージです。
これをやらないでいきなりスタートすると...酷いことになります。などと偉そうに書いてますが、私山田はTTのレースは今回が初めてでございます...。
アップの図。固定ローラー台を使います。じわじわ10分程負荷を掛けたあとに2分の全力走をレストを挟み2本。これで固定を降りて、実走で10分程ポジションに体を慣らします。私はTTバイクと言われるタイムトライアル専用バイクに乗ってます。(もちろん専用バイクがなくともレースにはエントリーできます)ちょっとクセのある形をしているアレです。
ポジションが普通のロードバイクと全く異なるので、筋肉の使い方を馴染ませる感じでじっくり乗ります。
私です。(嘘)世界最高峰のオールラウンダー、アルベルト・コンタドール氏です。
深い前傾姿勢と、腕を前方に出しているのが特徴でしょうか。以前も書いた気がしますが、自転車は空気抵抗との戦いです。特に独走するTTはそれが最も重要な要素と言えるでしょう。
腕を絞って置き、身体をしっかり倒すことで空気抵抗を削減するポジションをキープすることが重要です。
着用するジャージやホイール、自転車のフレームに至るまで様々な工夫がされているのですが、長くなるので割愛します...。TTはこのようにいろいろな要素が絡み、それにより出せるスピードもまったく変わってくるのが面白いところだと感じましたね。
アップを終え、バッチリエアロスーツ、エアロヘルメットを装着してスタート台へ。
立派なスタート台です。何でもこんな立派なスタート台を使うのは国内初だとか。
そしてカウントダウンのち11時18分スタート!!
21.9kmは結構長いです。最初の一周は様子見で余裕を持って走ります。
1周目後半に20秒後ろからスタートした選手に抜かれますが、自分のペースを刻みます。かなり余裕を持ったままラインを通過。
1周目:10分56秒 ave 40.62km/h
2周目に入って若干ペースアップ。先ほど私を抜いた方は1周目で無理してペースを上げてしまったらしく早々に後方に沈んでいきました。
2周目:10分34秒 ave 41.2km/h
さあ頑張る最終周。向かい風を40km/h弱で耐え、追い風で45km/hくらいに上げていきます。最後までダレることなくゴール!
3週目:10分16秒 ave 42.2km/h
3周合計で31分46秒。平均速度41.34km/h。順位は実業団登録者の部で62人中35位でした。順位はともかくペース配分もうまくいき速度はまあまあなので良しとしましょう。
しかし上位の方々は速い。トップタイムは大場選手の28分。
はえー4分近く差つけられてるし...。
1人で走る地味な競技ですがこれは楽しいです。第2戦が7月27日にあるのでそれも出ることを画策しています。ふふふ。
おまけ
帰りに寄った羽生SA。なんか時代劇風になってました。期間限定?
ではまたレースに行ってきたらレポートを書かせて頂きます!
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