こんにちは!柏の葉店山田です。
7月27日にレースに行って参りました。
先月より開催されたタイムトライアルジャパンの2戦目にあたる利根川ステージです。
場所は埼玉の加須という場所。利根川の河川敷を往復するスピードを競うシンプルなレースです。
今回は個人タイムトライアルとチームタイムトライアルの両方に出場しました!!
朝6時に出て7時過ぎには到着。近場のレースは早くて助かります。
立派なスタート台です。
そして何より暑い!
この日の最高気温は驚異の38℃。しかも出走は昼頃と一番暑い時間帯。
外で運動しちゃダメな気がしますが、どうなることやら。
さて機材面の特殊さを今回はご説明します。
タイムトライアル(以下TT)は空気抵抗との闘いであります。少しでも空気抵抗を少なくし、楽に速く走り続けるために色々と装備にもこだわりがあります。
ハンドルには通常のバイクにはないDHバーというものが付いています。走る時は真ん中の2本のバーを握って走ります。ハンドルも空気抵抗削減のため薄っぺらい形に伸ばされています。
フロントにはバトンホイールが付いています。通常は、スポークという棒で組んだホイールが装着されますが、これはカーボンを成型した車輪です。
スポークホイールは回転させると、スポークの1本1本が空気を切っています。つまりスポーク1本1本に空気抵抗が生じているという事です。スポークの本数が増えるほど空気抵抗は増えていきます。(普通のママチャリは36本のスポークで組まれることが多いです。すごい空気抵抗です)
バトンホイールは空気抵抗になるスポークがない分やはりスピードは出ます。
お次はディスクホイールです。これこそが究極に空気抵抗が少ないホイールです。
なんたってスポークがありません。
前後ともディスクホイールに換えれば速いんじゃない?
理論的には確かに速いでしょう。
しかし、横から風が吹いた時は恐怖でしかありません。
私はリアルに宙を舞った経験があります。特に前輪は荷重を掛けにくく、横風に煽られると簡単に宙を舞ったりするので要注意です。
とにかく暑いですが、着替えてアップです。スタート前にジャージを水で濡らして熱中症対策!
コースは河川敷を2往復します。風向きは追い風→向かい風→追い風→向かい風という具合に変化します。距離は14.6km。約20分の勝負!
1周目 10分25秒 ave 42.048km/h
スタート直後追い風で45km/hくらいまで上がりますが、ペースは抑え気味で。
最初に上げ過ぎると最後まで持ちません。
折り返しコーナーが狭く、コーナーワークで1秒くらいは変わりそうでした。
向かい風区間でも40km/h弱くらいで粘ります。
2周目 10分14秒 ave 42.8km/h
さあ苦しくなってまいりました。追い風でも頑張って44km/hくらいしか出せません。
しかし向かい風で粘りをみせて、1周目より11秒縮めてゴール。
結構良い感じで走れた手応えはあったのですが、結果はTTバイク部門で
150人中35位という感じ。うーん頑張りましたが...
ただ10秒の間に15人くらいいるので、本当に僅差の勝負ではあったようです。
トップの人は鬼速いので勝てる気がしません(それでいいのか)
気を取り直してチームTTです。
スタートに並ぶ頃に雷がごろごろ鳴りだします。大丈夫だろうか?
スタート前(珍しく写真が!)私はどれでしょう?
スタート!
個人と違い隊列を組んで、チームでのスピードを競います。(私は前から2番目だったりします)
この4人の中で最も個人TTの成績が良かったので長く牽引するように心がけました。
結果は11位。aveは41.8km/h。個人の方が速いという謎の結果。
皆個人TTの後で疲れていたのが如実に出ました。
そしてレースが終わった直後に暗雲が...
先ほどまでの天候が嘘のような土砂降り。結局表彰式も中止になったそうです。
7月のレースもこれで終わりです。
8月には1番狙っているレースがあるので、じっくりトレーニングに取り組みます。
ありがとうございました!
サマーセールも開催中!こちら↓↓↓
サマーセール第2弾!! - サイクルショップホダカ・コーダーブルーム