こんにちは柏の葉店山田です。
皆様自転車を購入するのってどんなイメージですか?
普通は自転車店で組み上がっている自転車を購入する、というものだと思います。
スポーツ車の場合はそれに加えて、「フレーム販売」というものがある場合もあります。
文字通り、自転車の骨格といえる「フレームの部分のみ」購入しパーツを組み付けていき1台の自転車をつくり上げます。
当然部品がバラバラ状態なので上級者向けにはなりますね。
ただ、自分の好きなパーツを使って組み上げることができるのでカスタム好きな人にはおすすめですよ!
なんでこんなブログを書いているかというと、最近私の友人がKhodaa Bloomのバイクをフレームで購入したので組み上げて欲しいと依頼を受けたからです。
今回はフレーム組み換えの様子を写真を交えてお伝えしますね。
まずはフレーム。Farna9000S。非常に軽量です。
組み付けていくパーツ達。友人はロードを1台所有していたので、そこからパーツを載せ替え希望です。
フロントディレイラーのみバンド式から直付け式に交換が必要だったので購入してもらいました。
FD6800を使用します。
フロントディレイラーには種類があるので購入時には注意が必要です。直付け台座が付いているフレームには直付け式を、ただの丸パイプにはバンド式を選択します。バンド式にはパイプの太さによってまた種類が変わってきます。
面倒ですね!間違えて買ったらゴミにしかならないのでヤフオクへ!
さて組み上げますか。
まずはプレスフィットBBを圧入して、コラムカットします。
(いきなりの専門用語の連発。しかしこれしか言いようがない...)
正直この部分は専用工具が必要なので、店に任せた方が良いです。
BBの圧入工具は構造が単純なので自作する方もいます。私も自作工具で圧入したことがあります。
自作工具。ホームセンターで500円くらいで揃えられたと思います。
工具を自作する場合は自己責任でお願いしますね。
コラムカットは間違えるとフォークをゴミ箱へ虚無感と共にシュートすることになるので、お店の人にカット量は相談したほうが無難でしょう。
あ、この部分は写真撮り忘れました。申し訳ありません。
キーワードを画像検索すれば、作業内容を見ることができると思います。
自室で組みます。狭いです。
まずはなんとなーく形にします。ハンドルを付けて、ホイールを付けて、サドルをセットして...
クランクをBBにセットします。
大抵スパッと入らないので、ハンマーを使って当て布をしたうえで叩き入れます。結構ガンガンやらないと入らないので覚悟をもってやりましょう。
使うハンマーも金属はやめましょう。プラハンマー、ゴムハンマー、木槌などキズがつきにくいものを使用します。
直付けフロントディレイラーには写真のような銀色の四角のプレートが付属します。
これはディレイラーから伸びるサポートボルトを受けるものです。
http://si.shimano.com/php/download.php?file=pdf/dm/DM-FD0002-03-JPN.pdf
(シマノのマニュアルになります。画像は著作権の関係で貼れないのでご了承下さい)
サポートボルトは、簡単に言うとフロントディレイラーの変速時に掛かる負荷を支える役割を果たすものです。ボルトが突っ張り棒のような感じで支えています。
四角のプレートはフレームにキズがつかないようにするためにフレームの形状に合わせたものをチョイスして貼り付けます。
リアディレイラーはアーレンキーを使って締めていくだけです。簡単です。
続いてチェーンをセットします。
チェーンの取り付け時の注意点は「向き」です。
今回使うCN-9000は向きの指定がありませんが、モデルによって表裏が定めてあるものがあります。
CN7900や6700などは表裏の指定があります。
字が書いてある方を表にすれば間違いないです。
長さも指定があります。
アウタートップにした時にガイド・テンションプーリーの中心線が地面に垂直になる長さにカットします。
あと小ネタですが、シマノは以下リンク先にあるチェーンの繋ぎ方を推奨しています。切れにくくなるらしいです。ご参考までに。
こういう向きでつなぐのがオススメらしいです。
こんな工具を使います。11速なのでTL-CN28ですね。
さて書き始めたものの予想外に長くなりそうなのでいったん区切ります。
パート2をお楽しみに!次回はハンドル回りについてですよ!
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