前日レースを終えて、反省会(宴会)を行いました。
ほどほどに飲みました。酒は飲んでも飲まれるな。
脚の疲労はあまりなく、2日目に繋げます。
良い天気。暑くなりそうです。何気に2日間とも晴れの鈴鹿は初めてだったりします。
選手招集場所
さあ2日目。第4ステージのスタートです。
スタート待ち。待ってるだけで汗が流れる。
第4ステージ
ショートコースを利用したクリテリウム。距離は短いが、ポイント周回が1,3,5周目に設定されてます。が、チーム総合を逆転させるためにはでかい逃げを決めるしかないのです。チームの作戦としては、3周目のポイント周回後にスピードが緩む隙をついて逃げを決めよう、という感じです。
先頭引っ張っていきます。カメラマンの方に感謝。
さあ3周目。緩んだ隙をついて当チームのエースたちが飛び出します。
3人を逃げに乗せることに成功しますが、丸1周逃げたところで集団に捕まりました。残念。その後はメイン集団内でタイム差なしでゴール。
最終第5ステージを前に作戦会議。現在のチーム総合1位も個人総合1位も関西のチーム。このままでは終われないだろうと、他チームに声を掛けに動きます。
レースの前にレースは始まっているのだよ。
目的は変わりません。逆転です。だから逃げを決めるしかないのです。
他チームにも4周目のスプリントポイント後に逃げる旨を説明。即席で連合軍が出来上がりました。
第5ステージ
1番の長丁場。暑さもピークの昼過ぎスタートとあって、集団はスローペースで進んでいきます。
ちょこちょこ逃げが出来るものの吸収を繰り返し、4周目のポイント。前に上がろうと
集団横を走っていくと落車発生。ここにチーム全員が足止めをくらってしまいます。なんということでしょう。
前は5人の逃げが決まってしまい、うちのチームとしては乗り遅れた形です。
ところがそこで簡単に諦めないのがエース。単独で集団から飛び出し、逃げにブリッジを試みます。
単独で1周走って何とか追いついたそうです。
簡単に書いてますが、非常に難しいことですよこれは。
前の逃げにジョインしたことを確認。タイム差が20秒、30秒、40秒とどんどん開いていきます。う、うおーマジか。と内心興奮しながら周回を重ねます。ついに視界から完全に消えました。
こうなるとおいしくないのは、個人総合1位のチーム。この逃げが決まるのはまずいと、リーダー自らが集団を牽引し始める。
それを逃げに乗せたチームの人間が皆で邪魔をする。追いつかれたくないからです。
後ろではリーダーチームに対して壮絶な煽りが発生してました。
「追わないとやばいっすよ~」
「逃しちゃっていいんすか~」
「これがステージレースですよ~」
なんだか可哀想ですが、これがレースということで。
結局30秒近くタイム差を稼ぎ出し、逃げはそのままゴール!遅れてメイン集団もゴールします。
しかし、残念ながらチーム総合は1位取れませんでした。逃げに他チームは2人以上乗せていたのに対して、うちは1人。最終的にチーム総合は3位でした。
ですが、まだ終わりません。結果を係員に人に聞くと、なんとなんと。
ステファノさんが逃げに乗ったおかげで、逆転で個人総合優勝を射止めました。
しかもですよ。
「個人総合と第5ステージ優勝の表彰を同時に行いたいので~」
「えっステージ優勝もしたんですか!?」
photo by シクロワイアード
独走でゴールに飛び込んだとか。恐ろしや~。
鈴鹿において初タイトルですよ!優勝おめでとうございます!
記念撮影 photo by シクロワイアード
(ステファノさんデケェ)
色々なメディアから取材を受けました。来月の雑誌に載ることでしょう。
私個人としては、総合19位でレースを終えました。まあチームにおんぶに抱っこで得た結果なので何とも言えませんが。来年も頑張ろう。
さて、おうちに帰るまでが遠征です。
家に帰り着いた時間は午前2時。あれ、翌日?いや今日仕事か……。
眠い目を擦りながら仕事に行くまでが遠征でしたね。
さあ気合い入れて行きましょう!
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