こんにちは
稲城店の野中です。
最近のトレンドでもあるチューブレスレディ。
当店オススメホイールであるMAVICのホイールもそのほとんどがUST（チューブレスレディ）のホイールとなっていいます。
広く使われているクリンチャータイヤに対してチューブレス（チューブレスレディ）の利点の一つは転がり抵抗の軽減にあります。
なんと同じ空気圧のクリンチャータイヤに比べチューブレスタイヤでは15％もの転がり抵抗が軽減されるといわれています。
また、低圧で運用できる点もチューブレスの利点です。
しかし！！この空気圧に関しては、
気づかず高めの運用をしている方が非常に多いと感じます！！
今回はこの空気圧に関して私の運用状況をブログにできたらと思います。
タイヤのMAX空気圧は皆さん気にされたことがあると思いますが、ホイール（リム）にもMAX空気圧の設定があるのをご存じですか？
例えば当店オススメのMAVICホイールでは、
人気のKSYRIUM（キシリウム）COSMIC（コスミック）のシリーズでMAX5.5bar～6.0bar、フックレスリムのALLRORDシリーズではMAX4.5barほどです。
ドキッとした方もいるのではないでしょうか？
私の感覚ではクリンチャータイヤに7bar入れていた方がチューブレスホイール・タイヤに変えた際『チューブレスだしちょっと減らして6～6.5barかな』という運用をよく見かけます。
その空気圧ではMAX付近または上限を超えてしまっている場合がほとんどです。
ちなみに私は現在体重70㎏で、COSMICシリーズを愛用して25cのタイヤを履いています。
私の個人的な空気圧の調整幅はMAX5.3～MIN4.0barです。
空気圧の設定基準としては
・路面状況の非常に良いレース、距離の短いクリテリウム5.3～5.0bar
・路面状況の良いロードレース（長距離）、多少路面の悪いクリテリウム5.0～4.7bar
・路面が悪く長距離のレース、練習やロングライド4.7～4.4ber
・特段路面が悪い&スリッピーなレース、ゆったりサイクリング4.5bar以下
といったイメージです。
群馬の路面は荒れていて、レース直前まで雨。
路面コンディションはウェット→ドライ
フロント4.6bar、リア4.8barで走りました。
いかがでしょうか？
ロードレーサーとして重量級の私でもこの感じです。
このブログを見て
うわっ…私の空気圧、高すぎ・・・？
と思った方はまず、タイヤのMAX空気圧とリム（ホイール）のマックス空気圧を越えていない事を確認しましょう。
その上で様々な空気圧を試してみてください。
空気圧は最も気軽にできるカスタムです！！
これはチューブレスに限った事ではなく、クリンチャーでも近年の研究の結果や、タイヤ性能の向上、リム幅のワイド化により最適な空気圧は以前よりも低めになってきています。
自転車乗りの皆さんには1家に1台、空気圧計をオススメしています。
オフロードの自転車競技では1人1台必ず持っているのが空気圧計です。
余談ですがポンプに付いている空気圧計は目安にすぎません。
ポンプによって数字が上下したり、空気を入れると同時に計測をすると少し高めに出てしまう場合がほとんどです。
空気を入れた後に空気圧計で計測し、希望の空気圧までは空気を抜いて調整します。
いかがだったでしょうか。
新たな気づきになれば幸いです。
コーダーブルームショップ稲城店は豊富な知識を持ったスタッフでお待ちしております！
サイクリングライフのちょっとした疑問や悩みなどお手軽にご相談ください。
ご来店お待ちしております！！
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