こんにちは柏の葉店山田です。
さあ前回の記事の続きです。
↓前回の様子
http://cycleshophodaka.hatenablog.jp/entry/
コラム内部にアンカーを入れるわけなんですが、カーボンコラムにアルミ用のスターファングルナットを打ち込むと激しい戸惑い・怒りと共にフォークをゴミ箱にポイーすることになります。気を付けましょう。
カーボンコラムにはやってはだめですよ!
カーボンコラムにはこれを使います。
プレッシャーアンカーです。これも色々なモデルがありますね。
上からアーレンキーをさして回すと、写真のように横に広がります。
これがコラム内部で留まってくれるわけです。
セット!
ドン!
ボルトの締め付けにも順番があります。
必ずトップキャップ→ステムボルトの順番に締めましょう。
順番を守らないとガタが発生する原因になります。
さて部品が取り付けられて、だいぶ自転車っぽい形になってきました。
フレーム組立の中でもここが正念場です。
シフト・ブレーキワイヤーを張っていきます。
シマノからこういうセットが出ています。
シマノの新型ポリマーコーティングケーブルは旧式ブレーキとの互換性を保証していないので、ここも種類を選ぶ際は注意が必要です。
このようにハンドルを横に切って無理のない長さにカットしていきます。
ワイヤーカッターでカットした断面。
ここを丁寧に処理するかどうか腕が問われるところです。
断面に精密ドライバーを突っ込んで形を整えてます。
先端がとがった細いものなら代用できるかと思います。
やすりで平面を綺麗にします。
しっかりとした断面処理と、ワイヤールーティングを心掛ければワイヤーの引きは軽くすることが可能です。
(引きを軽くするのが構造的に難しいフレームもありますが...)
シフトインナーはここから入れます。
リア、フロント共にトップギアに入っていないとワイヤーが入っていかないので注意が必要です。
このワイヤーを通す場所も使うシフトレバーの種類によって変わってきますよ。面倒ですね!
シフト・ブレーキ共にワイヤーを張り終わったら変速調整をします。
しっかり変速することを確認したら
このようにワイヤーをハンドルに沿わせて、ビニールテープで固定します。
あとは仕上げのバーテープ巻き作業です。
バーテープの巻き方は
↓の記事をご参照下さい。
バーテープ交換しましょう! - サイクルショップホダカ・コーダーブルーム
ブルー!
よし出来た!作業時間は4時間ほどでしょうか?結構疲れます。
いかがでしたか?かなりのダイジェスト版でお送りしました。
細かい事まで書いているとpart5くらいまで掛かりそうなので縮小版ということでご勘弁下さい。
ここまでいじれるようになると、もっと自転車自体を楽しめると思います。
ひとつの挑戦として、フレーム組み上げはいかがでしょうか?
ご依頼いただければ丁寧に作業致しますよ!
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