稲城店の野中です。
先日ブログでも紹介した『セルフディスカバリーアドベンチャー王滝』に参戦してきました。
先日のブログ→記事
結果は2位!!
惜しくも優勝を逃し準優勝でした....
簡単に大会の様子を振り返っていきたいと思います。
レースは6時からスタートですがバイクを良い位置に並べるため4時くらいから準備をします。
昨年のTOP6の選手は優先的に前方に並べますが、私は昨年参戦していなかったので4時半のバイク整列開始に合わせてバイクを並べました。
6時に一斉に数百名がスタート。
始めはパレードランで王滝村内を走ります。
王滝のパレードランは先導カーのペースが速く、この時点で総合上位を狙う選手以外は後方に下がっていきます。
オフロード区間が開始する地点でリアルスタート。
本格的にレースが始まりました。
私は王滝の経験上、脚攣りや機材トラブルでのストップが最も効率が悪いためペースが非常に重要だと考えています。
グラベルクラスの選手はリアルスタートした時点で10名ほどが前方に来ておりこの中から4名ほどが始めの登坂からハイペースで展開。
焦る気持ちをグッと堪えてこれを見送りペースに徹しました。
1本目の長い下りの途中でボトルゲージのネジにゆるみが出てきているのに気づいたので2本目の登りの途中で修正。
その間に1名に抜かれ6位に…
もちろんしっかり締めていたのですが王滝のあまりの下りの激しさに緩んでしましました。
軽量化のため短めのボルトにしていたのも要因かもしれません。
次回の王滝にはゆるみ止めを塗布して臨もうと思います。
2本目の下りでメカトラストップ中に抜いていった選手と先行していた1名(パンク対応中)をパス
4位に浮上しました。
ここからのアップダウンは徐々にペースを上げていきました。
小さな下りの途中チェーンが脱落。
2度目のメカトラです。
実はこれはチェーン脱落防止のための機構(スタビライザー)をONにし忘れていた事が原因でスタート直後に気づいていたのですが停まる機会がなく直せていなかったポイントでした。
数秒でチェーンをかけ直し、ついでにスタビライザーをONにしました。
この時点で恐らくタイヤトラブルを抱えていた2位、3位の選手に追いつき抜きつ抜かれつの2位争いになっていました。
しかし、中盤のアップダウン区間でペースを上げていたことで少し脚が攣りそうになってきていたので少しペースを落としチェックポイント3までの長い下りに備えます。
下りは得意なのでハイペースで下ります。
オフロードの下りでは常にバイクに立った状態(ニュートラルポジション)をキープするため結構な体力を使います。
また、荒れた路面×ハイペースでもしっかりと路面状況を判断して下るラインを選んでいきます。
下りの後半でグラベルクラスTOPの選手に追いつき、苦戦していたので追い越すことが出来ました。
ここで自分がトップに。
しかし、追い越したのが下りの後半だったので稼ぎ出したタイムギャップは数十秒…
最後の長い登坂に入りました。
正直この時点で脚は売り切れ状態、まったく踏める状態ではありませんでした。
登坂で後ろから追いついてきたこれまで先頭を走っていた選手は登坂が非常に軽快で力強く登っていきます。
無理に付いていくことは諦めてペースに徹しました。
なんとか完全に脚が攣ってしまうことは避けつつ10㎞強の登りを完登、勝負の下りに入ります。
先ほども下りでトップに立っており、先行する選手よりは下りでアドバンテージがあることは分かっていたので全開で下ります。
1度浮石を踏んでしまい転倒してしまいましたが、幸い軽微なダメージで済んだのですぐに立ち上がり前を追いかけます。
しかしゴールラインまでに先頭が見えることはありませんでした。
最終的には1分40秒差で2位という結果でした。
とても悔しいですが優勝した選手の登坂に付いて行く力がありませんでした。
完敗です。
来年こそはという気持ちで表彰式に参加しました。
日本国内最大級のオフロードイベント『SDA王滝』。
その魅力は日本中のMTBer、グラベラーたちの心を掴んで離しません。
特に今年は景色もよく最高の王滝でした。
順序が逆になってしまいましたが、王滝の為の準備
①機材編
②装備編
を明日以降書いていこうとおもいますので、『SDA王滝』にいつか参加してみたい人やちょっと気になるという方はお楽しみに♪♪